ウィーンのモダニズム①
2018/02/13

今年はウィーンの著名な建築家オットー・ワーグナーの没後100年。
ウィーンのいくつかの博物館では『ウィーンモダニズム(世紀末建築)』に関する
特別展が予定されている。
ウィーン市内のオットー・ワーグナー及びその時代の名建築は次の通り
※分離派館『セセッシオン』
 J・オルブリッヒの設計による1898年に建てられた美術館。
 金色のキャベツのような黄金のドームを持つのが特徴。
 現在、修復工事の為ドームは外されている。
 クリムトの壁画『ベートーヴェンフリース』は世界的に有名。
※O.ワーグナーの駅舎『カールスプラッツ』(WALTZ店から見える)
 カールス広場に1899年に建てられた市営鉄道駅。2つの駅舎が残っている。
 因みに、地下鉄4号線と6号線の8つの駅は彼の設計によるオリジナルのまま現在も
 使用されている。
※『マジョリカハウス』
 ナッシュマルクト市場沿いにある3つの1899年の集合住宅はワーグナーの名建築の
 代表格。
 とりわけ花模様のタイルの貼られた『マジョリカハウス』は美しい。
※『アムシュタインホーフ』教会
 1907年に建てられた精神病院付属の教会。
 細部に患者の為の特別な配慮が施されている。
 皮肉にも、教会ステンドグラスのデザインはワーグナーと同年に没したコロマン・
 モーサー作。
(地下鉄2号、3号線Volkstheater駅よりバス48Aで終点手前で下車)
※『ウラニア』
 ドナウ運河沿いにそびえる36mの塔を持つ天文台。
 ワーグナーの弟子M.ファビアーニの設計により1910年に建てられた。
 現在は市民大学、映画館、レストランとして使用されている。
※『ロースハウス』
 アドルフ・ロース設計による為そう呼ばれる。
 1911年、当時にはシンプルすぎた建物。
 王宮ミヒャエル門前にあり、皇帝フランツヨーゼフは自分の視界にこの建物が入るの
 を酷く嫌っていたといわれる。
 紳士用品店であったが現在は銀行として使われている。